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【医師監修】敏感肌の症状や原因は?正しいスキンケアで美肌を目指そう!

「最近、スキンケアアイテムがしみてしまう…」

「赤ら顔や肌の乾燥がなかなか改善しない…」

さまざまな肌トラブルを引き起こす敏感肌。吹き出物や乾燥で化粧が上手くのらなかったり、肌に痛みを感じてしまったり、ひどい場合は皮剥けしてしまう人もいます。

実際に当院で、25〜60才までの100名の女性を対象に敏感肌の調査をした結果がこちらです。

 

※ネットリサーチ対象:女性100名

 

なんと、全体の約4割の女性が敏感肌に悩まされているという結果になりました。

これだけでも多くの女性が敏感肌に悩まされていることがわかりますが、実は敏感肌には明確な定義はありません。なので、敏感肌と自覚していない、いわば「隠れ敏感肌」の人も入れるとこの数値はさらに大きく跳ね上がります。

この記事では、そんな敏感肌の症状や原因、正しいスキンケア方法等を医師が詳しく説明していきます自分の肌質に悩んでいる人や最近肌の調子が悪いと感じている人は、ぜひチェックしてみてください。

 

敏感肌とは

肌に痒みや赤みが出やすい、洗顔料や化粧水に刺激を感じる、など目には見えないものの肌に違和感のある状態を総称して敏感肌と呼びます。

敏感肌の人の皮膚は乾燥していることが多く、外部刺激に弱くなっています。そのため、健康な肌と比べエアコンの風や花粉、ストレスなどの影響を受けやすい特徴があります。

花粉の時期は肌が痒くなる、洗顔後ひりつきを感じるなどの症状があれば、あなたも敏感肌かもしれません。

 

敏感肌の症状

前述したように、敏感肌にはきちんとした定義がありません。

ニキビ肌やアトピー性皮膚炎のように、分かりやすい肌症状がないため、自分が敏感肌であるという事実に気がついていない人も多いのです。

では、具体的にどのような症状を敏感肌と呼ぶのか、次の項目でご紹介します。

 

敏感肌チェック

下記項目に、自分の肌に当てはまるものがないかチェックしてみましょう。

 

  • 新しい化粧品がひりついたり、痒みを感じることがある
  • 洗顔後やお風呂上りは肌がつっぱりやすい
  • スキンケアしているのに肌の乾燥を感じる
  • 汗をかくと肌がかゆい
  • 季節の変わり目や花粉の時期は、肌トラブルが起きやすい
  • 服がチクチクしてかゆいときがある
  • アレルギー体質だ

 

いかがでしょうか?ひとつも当てはまらない、という人の方が少数ではないでしょうか。当てはまる項目が多いほど、慢性的な敏感肌であるといえます。

ちなみに、ひとつでも心当たりがあれば肌が敏感になっている証拠です肌トラブルを改善するには、自分の肌質を正しく理解し早めに適切なケア行うことが重要なのです。

 

敏感肌の原因

実は多くの人に当てはまる敏感肌。「気がついたら、いつのまにか肌が敏感になっていた」という方がほとんどではないでしょうか。

敏感肌の主な原因は、ストレスや生活習慣の乱れなどによる「内的要因」と、紫外線や花粉、化粧品などが関係する「外的要因」の2つに分けることができます。

ここでは、敏感肌の引き金になる要因と肌への影響について詳しくご紹介していきます。

 

乾燥

代表的な肌悩みである「乾燥肌」も実は敏感肌のひとつの症状といえます。

健康な肌は、皮膚表面を保護する「皮脂膜」、セラミドに代表される水分保持機能を持つ「細胞間脂質」そして潤いを保つ「NMF(天然保湿因子)」の3つの働きによって肌のバリア機能が保たれています。

しかし、乾燥した肌は、肌を保護してくれるはずの「バリア機能」が低下していますこのような肌は角質層の保湿機能が十分働いていないため、水分が逃げやすく外部刺激にも弱い状態といえます。

そのため、少しの刺激でも肌が荒れてしまったり、赤くなってしまったりするのです。

バリア機能の低下は、ストレスや生活習慣の乱れ、栄養不足、あるいはエアコンによる空気の乾燥や紫外線、間違ったスキンケアなどによっても起こります。

肌の健康を保ち乾燥を防ぐためには、バリア機能を低下させる要因を取り除くことが大切です

 

加齢

 

加齢によって敏感肌が起こることもあります。

加齢とともに肌の水分やセラミド、NMF(天然保湿因子)、皮脂は減少していきます。そのためどうしても若いころと比べ、肌は乾燥しやすいのです。

乾燥はバリア機能の低下を引き起こすため、若い頃は肌トラブルがなかった人が年齢とともに敏感肌になるということも珍しくないのです。

また、若いころからの敏感肌は皮膚の慢性的な炎症につながります。

そうした炎症は肌の加齢を進行させる恐れがあります。若々しい肌を保つためにも、敏感肌は早めにケアすることをおすすめします。

 

ホルモンバランスの乱れ

生理前後やストレスによるホルモンバランスの乱れも、肌のコンディションに大きく影響します。

ホルモンバランスの乱れをそのままにしておくと、肌の状態が不安定となり慢性的な敏感肌になってしまいます。

敏感肌を改善するためには、ストレス解消や軽い運動などを意識的に取り入れホルモンバランスを乱さないようにすることが大切です。

 

間違ったスキンケア

特に目立った原因がないにも関わらず、敏感肌に悩んでいる場合はスキンケアが間違っているのかもしれません。

ゴシゴシとこするような洗顔や強すぎる洗浄剤、汚れたメイク道具でのお化粧など、間違ったスキンケアは知らず知らずのうちに肌への負担となります

敏感肌をこれ以上進行させたくないなら、スキンケア方法を見直すことをおすすめします。

 

働く女性のリアルな肌悩みを調査

今回は、肌トラブルに悩むオトナ女子4人に集まってもらい座談会を実施しました果たして、自身の肌質について正しく理解されているのでしょうか。

肌質や肌トラブル、普段のスキンケアについて聞いてみました。

座談会メンバー左から、

飯島さん(美容師27歳)近藤さん(コスメコンシェルジュ30歳)池田さん(栄養士31歳)古井さん(心理カウンセラー30歳)

 

質問1:自分の肌質は?また気になる肌トラブルはなんですか?

 

【飯島さん】

乾燥性敏感肌です。季節の変わり目はいつも使っている化粧水などが急にヒリついたりします。

そのたびに「敏感肌だなぁ」って思いますね。以前は肌トラブルを感じることがなかったので、最近肌質が変わったように思います。

 

【近藤さん】

私はひどい乾燥肌です。収れん化粧水やピーリング材を使用するとすぐに乾燥してしまい、ひどい場合は肌の皮が剥けてしまいます。

今まで気づいていなかったですが、私くらい乾燥がひどいと、飯島さんと同じ乾燥性敏感肌なのかもしれません。

 

【池田さん】

私は乾燥もするし、皮脂も気になるし、敏感肌でもあるし、顎まわりにはニキビもでるので(笑)これといった自分の肌質が分かっていないんです。

特に季節の変わり目や花粉の時期は、肌が敏感になる気がします。

 

【古井さん】

私も乾燥肌と敏感肌と。。。ですかね。化粧を落とすと顔が赤いんですよね…火照った感じもするし、かゆみが出ることもあるので肌が敏感だな、といつも思いますね。

若い頃はなかった肌トラブルが20代後半になってでるようになりました。

 

質問2:普段のスキンケアで気をつけていること

 

【飯島さん】

スキンケアをするときはコットンは使わないようにしています。お肌に余計に刺激を与えちゃうかな〜と思って…。なので手のひらで優しくなじませるようにつけていますよ。

 

【近藤さん】

私は保湿成分がたっぷり入ったスキンケア商品を選ぶようにしています。洗顔時もお肌に刺激のない様に、優しく泡で洗うことを心がけています。

 

【池田さん】

普段から洗浄しすぎないようにしています。

お肌が敏感になる季節はとにかくしっかり保湿をして、洗浄力が強いクレンジング剤や洗顔料は使わないようにしています。

 

【古井さん】

どんな時期でもたっぷり保湿することを心がけています。

アルコールや防腐剤は肌に悪いときいたので、なるべく無添加のスキンケアを使用するようにしています。

 

みなさんの肌トラブルや症状、普段のスキンケアはそれぞれでしたが、実はこれらの症状はすべて『敏感肌』に当てはまります

自分の肌質を正しく理解せず、スキンケアをおこなうとさらなる肌トラブルを招きかねません。

敏感肌の正しいスキンケア方法について詳しく解説していきますので、是非チェックしてみてくださいね。

 

【医師が解説】敏感肌の正しいスキンケア方法

自分が敏感肌だと分かったものの、具体的にどのようにすれば良いのか分からないという方も多いはず。ここでは敏感肌の正しいスキンケアについてご紹介していきます。

敏感肌とはさまざまな外的・内的要因によって肌が弱っている状態です。敏感肌の人にとって重要なのはバリア機能を正常に機能させること

日頃から気をつけたいスキンケアのポイントは

 

  • 汚れを落とす「洗浄」
  • 乾燥を改善するための「保湿」
  • 紫外線から肌を保護する「遮光」

 

これらの3本柱を守ることで、バリア機能の改善を目指すことが出来ます。

それぞれ詳しく解説していきます。

 

適切な洗浄力を知る

敏感肌は健康な肌よりも花粉やホコリ等の外部刺激に弱いため、汚れはしっかり落とす必要があります。しかし、洗顔料の中には敏感肌には洗浄力の強すぎる商品も存在します。(※界面活性剤が多く含まれているなど)

洗顔で皮膚の乾燥を進行させてしまわないためにも、自分に合った適切な洗浄力を知ることが大切です

敏感肌向けの商品なら、お肌の潤いを守りながら汚れを落としてくれるのでおすすめです。肌トラブルが起こりやすい人でも、パッチテストやアレルギーテスト済のものならより安心して使うことができます。

洗顔料に限らずですが、スキンケア製品を選ぶ時はよく商品表記を確認しましょう。

また、クレンジングケアも丁寧に行うことが大切です。メイク汚れをしっかり落とすことは肌トラブルの予防に繋がります。

薄めのメイクであれば、オイルタイプのクレンジング剤よりミルクタイプの方が刺激が弱いので、より肌への負担を減らすことができます。

洗顔時も洗顔料やせっけんを良く泡立てて洗い、肌を強くこすらないよう気を付けましょう。しっかり汚れは落としつつ、なるべく肌への負担にならないようにするのがポイントです

すすぎも熱いお湯は肌乾燥を招くのでNGです。35度前後のぬるま湯で行うことをおすすめします。

 

しっかり保湿をおこなう

洗顔後は敏感肌に不足した水分をスキンケアでしっかり補ってあげましょう。洗顔後は、なるべく早めに保湿することが大切です。

また使用するアイテムは洗顔料同様、敏感肌用の低刺激性スキンケアシリーズが良いでしょう。

とくに敏感肌の場合は、バリア機能を補う効果のある「スクワラン」「セラミド」「アミノ酸」などの成分が入ったものがおすすめです。これらの成分はバリア機能の3因子である細胞間脂質や皮脂膜、NMF(天然保湿因子)の働きをサポートしてくれます。

化粧水で保湿した後は、必ず乳液や美容液(セラム)、クリームを使うことが大切です。べたつきが嫌だから、と化粧水のみでスキンケアを終わらせる人がいますが、これはNGです。

化粧水には水分を与える効果しかありません。せっかく与えた水分を保持するためには、乳液やクリームで水分を閉じ込めることが必要です

特に乾燥を感じる方は、化粧水と乳液の間に保湿効果を補う作用のある美容液を使うのもおすすめです。

 

紫外線対策をおこなう

 

紫外線は肌のバリア機能を低下させる外的要因のひとつです。シミやシワなどの肌老化の一因でもあり、美肌のためにはしっかりUVケアを行うことが大切です。

紫外線から肌を守るためには日焼け止めの使用がマストです。

日焼け止めは一般的に「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」2つのタイプがあります。敏感肌の方におすすめしたいのが「紫外線吸収剤不使用」のタイプです。

さらにお肌のためには石鹸だけで落とせる低刺激タイプのものを選ぶと良いでしょう。またSPFやPA値も高すぎるものは肌への刺激が強いので、日常使いならSPFは30程度で十分。

インドアなのかアウトドアなのか、季節や使用目的によって日焼け止めのタイプを使い分けることをおすすめします。紫外線からしっかり肌を遮光するには、日焼け止めの塗り方も重要です。

推奨使用量より少なかったり、塗り忘れがあると十分な効果を得られません。必要な使用量をきちんと確認し、あごや耳の後ろなど忘れやすい部分にもしっかり塗布するようにしましょう。

また、汗や水で日焼け止めは堕ちてしまうので、こまめに塗り直すことも大切です。

 

敏感肌用スキンケア商品の選び方

敏感肌用、あるいは低刺激性のスキンケアを選ぶといっても、具体的にどのようなケア製品が良いのか悩んでしまう人も多いかと思います。

そこで、敏感肌の方が化粧品を選ぶ際、気をつけて欲しいポイントについて解説します。

「敏感肌を改善できるようなスキンケア商品が欲しい」「化粧品を見直したい」と思っている方はぜひ参考にしてください。

 

ヒト型セラミド配合のもの

敏感肌の場合は角質層のセラミドが不足しています。不足分を補うためにはセラミドの入ったスキンケア商品が有効ですが、その中でも「ヒト型セラミド」が特におすすめです。

「ヒト型セラミド」とは、セラミドの中でも人の体内にあるものと同じ構造を持つものを指します。ヒト型セラミドは、保湿力や浸透力に優れているため、セラミド不足の敏感肌に適した成分です

ヒト型セラミドは「セラミド+英語」あるいは「セラミド+数字」といった形で記載されていることが多いです。

医薬部外品は異なる表記を採用していることもありますが、基本的にはこの表示を目安に選ぶと良いでしょう。

 

アルコール・防腐剤フリーのもの

敏感肌のスキンケアには無添加化粧水や乳液がおすすめです。とくにアルコールや防腐剤は、肌の刺激になりやすい成分です。

肌あれやかゆみを引き起こすこともあるため、肌が敏感になっている時はこれらの成分が配合されてないものを使うようにしましょう。

「アルコールフリー」「防腐剤フリー」と表記されているものなら安心です。もし成分表示に「エタノール」の記載があればイコールアルコールなので、敏感肌の方は避けたほうが良いです。

 

アレルギーテスト済みのもの

敏感肌のスキンケアにはアレルギーテスト済の製品を使うことをおすすめします。アレルギーテストとは、皮膚科専門医が立ち合いパッチテストなどを行うことで、商品のアレルギー性を評価することです。

このテストで一定の安全性を満たしたもののみが「アレルギーテスト済み」の商品として認められます。そのためアレルギーテスト済みの製品は、敏感肌をはじめとした肌の弱い人にとって安心して使いやすいものと言えます。

ただし、必ずしも全ての人にアレルギーが起きないことを保証するものではありません。不安がある場合は使用前にパッチテストを行うか、携帯用の製品で試してから使うなどの対策をとることをおすすめします。

 

まとめ

代表的な肌悩みのひとつである「敏感肌」。しかし目立った症状がないため、これまで対策が難しいと感じていた方も多いのではないでしょうか。

敏感肌の主な原因は肌のバリア機能の低下です。バリア機能の低下を放置してしまうと、さらに乾燥が進み、外部刺激に弱くなるという悪循環に陥ってしまいます。

敏感肌を改善するためには、適切なケアでバリア機能の回復をはかることがなにより重要です。

弱った肌に刺激を与えず、優しくケアすることで肌機能を健全に導くことができます。そして、プチプラかブランドかに関わらず、敏感肌に合った処方の商品を使うことが大切です。

肌の状態に合ったスキンケアで、ぜひ美肌を取り戻してください。

 

【用語解説】

 

  • バリア機能

花粉や大気汚染など、さまざまな外部刺激から肌を守り皮膚の水分を保つ機能。

健康な肌はバリア機能が十分保たれているが、低下すると肌の水分が失われ外部刺激に敏感になる。

 

  • ヒト型セラミド

酵母などを使って生成されたセラミドで、人が持つセラミドに似た構造を持つ。

ヒト型セラミド以外には植物性のものや化学合成されたセラミドなどが存在する。

 

  • アレルギーテスト済み化粧品

メーカーや販売会社などによって行われる商品テストのひとつ。パッチテストなどを行って一定基準の安定性があれば「アレルギーテスト済み」の商品として記載できる。

 

  • 防腐剤

化粧品のカビや細菌の繁殖を防ぎ、安全に保存するために添加される成分。

代表的なものにパラベン・フェノキシエタノール・ヒノキチオールなどがある。